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11月17日(日) WA!の会定例会「わっ!和っ!輪っ!」

 

場所:きらめきプラザ 7階 704号室

参加人数:11名

 

今日は、岡山大学 大学院ヘルスシステム統合化学研究科の志水 武史先生がご参加下さいました。

志水先生は、患者さんや医療現場の声と、技術やノウハウを持たれた企業とをマッチングさせて、より良い治療の実現や患者のQOL上げるなどの実現ができないかとの研究をされておられる先生です。

8月に行われた、岡山大学大学院ヘルスシステム研究科での実習で、「患者体験談」をお話ししたご縁で、

「直接患者さんの声を聴いてみたい」とご参加下さいました。

先生は、いつもの私たちの「近況報告」を中心のディスカッションに終始耳を傾けて下さり、ご感想として

「本日伺っただけでも、沢山のヒントがあった。来て良かった。実は、12月2日に第一回の医療者と企業の方のリビングニーズマッチングのイベントがあるので、興味のある方はぜひご参加ください。」と誘って下さいました。

 

その「リビングニーズマッチング」イベントでのプレゼンテーションで、WA!の会事務局の小野美穂先生が「1型糖尿病患者からのリビングニース」として、普段私たちが定例会の中などで話していた内容から「こんなものがあったらいいのに・・・」というものをピックアップして、お話し下さいました。

企業の方からもご質問が何件かありました。 また、その後、他の分野の看護師の方などから「ご担当されている部署でのリビングニース」のプレゼンテーションがあったのですが、企業の方からのご質問の中に「その病気の患者さんはどのくらいの数おられて、利用される方がどのくらい見込めるのか?」というような質問もありました。

私たちが「こんなものがあったらいいのに」と上げたものの中には、今の医療機器などを世の中に出す段階での認可のレベルでは通らないものや、作る技術はあって、作成したとしてもそれがある程度の売り上げが見込めなければ実現が難しいなど、一筋縄では行かない現実というものも垣間見えました。

そういう難しい現実を乗り越えて、今利用している医療機器たちは私たちのもとに来てくれているのかと思うと、

感謝が深まるとともに、お医者さまではない、私たちの目に見えない所で、研究、努力、開発をして下さる方が

いて下さることを忘れてはいけないなと思いました。 

また、私たち患者は、なろうとなるまいと「こんなものがあったらいいのに。」とか「こういうところを改善して頂けたらもっとみんなが喜べる」という事を発信して行くことが大事なのかなと思いました。

いつもは1型糖尿病関連の勉強会や意見交換会ばかりに参加していたので、とても新鮮で、視野を広げることが

出来て、とても良い経験をさせて頂けました。

これからも良いご縁が続くといいなと思いました。

 

 

★次回定例会のおしらせ★

日時:2020年2月9日(日)10時~12時 

場所:きらめきプラザ 2階 研修室分室1

2020年最初の定例会です。クリスマスやお正月を過ごされて、

色々なお話しが出てくるのを楽しみにしています。

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