この会の目的と活動内容
この会の目的は
18 才以上の1型糖尿病患者は、日常生活における血糖値のコントロールや合併症発症に対する心配の他に学校生活、就職、結婚などについて様々な不安を抱えてい ます。「岡山1型糖尿病の会」(通称:「WA!の会」)は、そういった世代の患者が仲間を求めて集まってできた患者会です。小児発症から成人発症までの幅 広い層の患者を対象とし、さらには家族や医療者の方々とも連携して活動しています。
私達の会は単なる親睦・交流を目的とする会ではあ りません。そういった漠然とした目標なら参加する会員は限定されてしまい、次第に興味を失ってしまう事が多いからです。そこで私達は「参加しているという 実感をすべての会員が持ち続けるには?」について考え、そして「会員すべてを資源とする会」を作りたいと思いました。 「実生活で他の人達はどう対処して いるのだろう? しかし、誰に何を聞けばいいのかわからない。」といった、特に発症から日の浅い会員の声に答えるためにも「生活の知恵袋となるような安心して相談できる環 境」を提供することを会の目標に活動しています。
抱える問題を共に語り、経験者からどうやって困難を乗り切ったかを聞くことができたら、患者にとってどんなに大きな支えになることでしょう。
どんな活動をしているの?
解決策を見つけ出すことで患者個人のモチベーションを上げ、病気と共に生きていくための援助となるよう、隔月1回の定例会を主な活動とし、勉強会、会報の発行、岡山小児糖尿病協会との情報交換や親睦会など行っています。
約2時間の定例会は会員にとってのオアシスです。 約半分の時間は、一見雑談のようにも 見えますが、抱えている問題を解決する糸口を探せるような有意義なコミュニケーションの場と なっています。そして残りの半分の時間は、テーマを決めて勉強会などを行っています。
また「慢性疾患の人のためのセルフマネジメントプログラム」の関連行事にも参加し、普及に努めていることも会の特徴の一つです。
まだまだ会員数が少ないですが、これを機に是非これからも多くの方に参加していただきたいと考えています。
皆さん、一緒に活動していきませんか?