6月9日(日) WA!の会定例会「わっ!和っ!輪っ!」
場所:きらめきプラザ 7階 704号室
参加人数:33名
今日は、2019年の総会でした。いつもより30分早くスタート。
昨年度の振り返りと、今年度の計画などを話しあった後は、おまちかね!顧問の四方賢一先生の勉強会のはじまりです! 今回は、岡山大学病院糖尿病センターの片山晶博先生もご一緒にお越し下さいました。
今回は、血液検査の検査数値の見方について教えて頂きました。
外来の度に血液検査をし、結果を頂いていますが、私たちが意識して見ているのは主に、血糖値とHbA1cくらい。 せっかく毎回検査して頂いていても、その数値が何を意味しているのかほとんど知りませんでした。
まずは、前回細かくご説明頂いた腎臓についてのおさらいから。 腎臓は、早い段階であれば機能回復が可能である為、数値をよく見て気を付けていくことが大切。検査数値の「eGFR」の数値が60以上あるかチェック!「アルブミン尿」は年に1回はチェックしましょう!腎臓がよくなると、血圧もコレステロール値も改善することが多いと教えて頂きました。
続いて、他の検査項目についても、ひとつひとつ教えて頂きました。肝臓の数値だったり、気になるコレステロール値だったり・・・。どの臓器の状態を表すのか、その意味やその数値が正常値の範囲を越えた場合にどんな症状が出てくるのか等について、丁寧に解説して下さいました。
みなさん自分の検査結果を持って来ていたので、、自分の数値を見ながら、「なるほど!」とか「これは?」と
聞き入っておられました。
その後、質疑応答に入ると、どんどん質問が出ました。片山先生も質疑応答にコメントを添えて下さいました。
会が終了した後も、先生方の周りには、個人的に質問されたい方がいっぱいでした。
今回勉強させて頂いた事を生かして、血糖コントロールだけでなく、自身の健康管理に生かして行きたいと思います。 四方先生、片山先生、本当にありがとうございました!
また、今年も岡山大学看護科の6名の4年生の方々が来てくださり、一緒に勉強させて頂きました。終了後におひとり一言ずつ感想を頂きましたが、きちんとご自身の考えを述べられる姿が本当に頼もしくて、将来ナースになられてから、またお会いできる日が本当に楽しみになりました。
午後からのランチ懇親会では、おなか一杯おいしい食事を頂きながら、インスリンを打ちながら(笑)近況報告をしながら、意見交換、また四方先生にもアドバイスを頂き、とても有意義な時間を過ごしました。
Tさんの最近の体験談では、
親戚同志の食事会の際、別部屋でインスリンを打とうとしていたら、興味を持って追いかけて見に来た親戚のお子さんがインスリンを空打ちしたのについとっさに手を出されて、針で指を切るような事があった。
幸い、空打ちだったので大事には至っていないが、突然の行動にびっくりしたとお話し下さいました。
みなさんも「うわ~!孫がおるから気を付けないと・・・。」とか、「とにかく隠して見せないようにしてる。」など、いろんなお話しが出ました。孫とか親戚とかでなくても、周囲に子供さんがいることって意識しないところであったりしますもんね。 予想外の事が起こることもあるから、私たちは気を付けていないといけないなと・・・改めて気づかせて頂きました。
また、私は、日本IDDMネットワークが取り組まれている「ふるさと納税」で研究費用の助成について、今まで「ふるさと納税」に対して手続きが難しそうなのと、興味がなかったので、何も出来ていませんでしたが、
患者として「治してください!」って頼るばかりでなく、自分たちにできる努力も必要ではないかと友人が助言してくれて、本当にそうだなあ・・・と反省。 「ふるさと納税」について勉強して、今年はさせて頂こうと思うというお話しをさせて頂いたところ、四方先生が、海外の例をとって、研究のための寄付の大切さということについてご助言を下さいました。
まずは自分がやってみて、勉強、経験したことをみなさんにお伝えして行きたいと思います。
小さなことからこつこつと・・・・。
その他・・・ここには書けませんが・・・(笑)おもしろいお話しが満載で、みなさん、ニコニコ!良い笑顔で
解散したのでした!
四方先生!、みなさん! 本当にありがとうございました!!
★次回定例会のおしらせ★
日時:2019年9月1日(日)10時~12時
場所:きらめきプラザ 2階 研修室1
※次回は三原の歯科医、栗原幹生先生による歯周病の勉強会です。お楽しみに!