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歯の神経の治り、1型糖尿病の患者で遅れるメカニズムを解明

 主に自己免疫疾患の一つである1型糖尿病の患者が歯の神経の治療を行った際に、通常の患者より治癒が遅れるメカニズムを、新潟大学の研究グループが解明した。健常な人に現れる歯の修復に必要な細胞があまり出現せず、免疫細胞のマクロファージのバランスも炎症促進に偏っていた。研究チームは生活習慣病由来で発症する2型糖尿病でも同様の現象が起こっているか研究を進め、新しい治療法を確立したいとしている。

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